Balcony Composter

 

A. コンポスタ―とは?


composter

『生ごみを土に還す装置』の事です

また、
コンポスターで出来上がった土は、とても栄養のある土(堆肥)で、植物を育てるのに最適です

 

コンポスタ―の効果

1 : CO2削減

バンコクの生ごみ発生量は4,450トン/日。その生ごみを処理する際に約900万t/ 日ものCO2が発生しています。
bangkok garbage

そんな生ごみをコンポスターに入れることで。。。。。

simulation
 

コンドミ二アム全体で行うと、

なんと!!!

年間およそ

97.5tのCO2を削減来ます

 

2 : 生ごみ以外のゴミも減る

生ごみを捨てるときに使っていたプラスティックバッグが必要なくなります。
そして、ゴミを捨てる頻度が減ります。
 

3 : 家庭菜園で安全な野菜を楽しめる

コンポスターで出来上がった堆肥と付属の種を使って家庭菜園を楽しめます。

 

 

 

 

B. 使い方


STEP 1.  内バッグを外バッグの中に入れる

 STEP 2.  付属の基材①を全量内バッグの中へ入れる

★ポイント

・置き場所

室内の場合 ⇒ 動物性のものの投入が多い際、分解時に多少臭いが出る事があります。気になる際はベランダへ出す事をお勧めします。

ベランダの場合 ⇒ 日に当たりすぎると基材の水分が蒸発し、乾燥してしまう場合があります。その際は水を入れて水分量を調節してください。

 

 

STEP 3.  空気を入れながらかき混ぜ左右どちら側かにくぼみを作る

★ポイント

 ・コンポストの良好な水分状態は60%です。(土を握って離すとパラっとほぐれる程度)

水分が多い場合 ⇒ 腐敗して虫のわく原因になりますので、天日干しして水分を調整してください。投入時に生ごみの水分をしっかり切る事で回避できます。

乾燥しすぎている場合 ⇒ 水をいれて調整してください。米のとぎ水を入れると分解が早くなります。

 ・左右で交互に入れていく事で、まんべんなくスペースを使うことができます

・白カビは分解が進んでいる証拠ですので、取り除かずに混ぜ込んでください。

 ・生ごみを分解してくれる微生物は生き物です。新鮮な空気を入れ替えて、エサをあげる感覚で接してあげてください。

 

STEP 4.  くぼみに生ごみを入れる

★ポイント

・投入量の目安は1日平均500g程度です。 

・生ごみは入れる前に水をよく切って下さい。臭いや虫の発生の原因につながります。

・生ごみを細かくしてから入れると分解が早まります。

・分解しやすいもの、しにくいものの一覧はこちらから。

 

STEP 5.  基材②をスコップ半分程度入れ、軽く混ぜる

 ★ポイント

・分解が遅いと感じる時は多めに入れて頂くと分解スピードが上がります。

・基材②を使い切った場合は、それ以降投入の必要はありません。

 

 

 

 

STEP 6.  生ごみが見えないように土をかぶせ完了

★ポイント

・投入後バッグはしっかり閉めてください。隙間があると、臭いに寄って来た虫侵入の原因になります。

 

 

STEP 3 へ戻り STEP 3 ⇒ STEP 6 を繰り返す

 

STEP 7. 最終分解期間へ

・最終分解期間へ入る目安は、C:よくある質問のQ3をご確認ください。
・最終分解期間は生ごみを入れず、3週間程度置いておくことで栄養満点な土(堆肥)が出来上がります。

 

★ポイント

 ・5日に1回程度、中の水分量をチェックし、整えてください。

・すでに分解されて土になっている部分は期間を置かずに堆肥としてご利用頂けます。

 

STEP 8. 堆肥完成 & 次のコンポスターへ

・付属の種を使って家庭菜園をお楽しみください

・内バッグがそのままプランターになります

・外バッグはコンポスターとして何度もご利用していただけます

・引き続きコンポスターを続けられる場合は、リフィルセットをご利用ください。

 

 

 

C. 入れて良いものわるいもの


 

 

 

D. よくある質問


Q1 : どの位の期間使えますか?

A : 生ごみの投入量によって変わります。 

目安としては毎日500g投入 した場合は、 2か月程度。毎日300g投入した場合は、3か月程度です。 

schedule

Q2 : 分解スピードはどの位ですか?

A : 投入量、投入内容によります。  

投入量が少なく、分解しやすいものが多い場合、微生物の活動が活発になり、翌日にはなくなることもあります。 投入量が多い場合や、分解しにくいものが多い場合、微生物の活動が遅くなり分解に1週間ほどかかる場合もあります。臭い、虫などの問題がない限り、分解スピードは気にしなくても問題ありません。

分解しやすいもの、分解しにくいものの一覧はこちらから。

Q3 : 最終分解期間に入る目安は?

A : 生ごみを投し続けると分解スピードが遅くなってきます

初めの2か月と比べて、なかなか分解が進まない…と感じたら投入をストップしてください。また、バッグがいっぱいになった場合も分解が進みにくくなっている合図です。最終分解期間に入ってください。

Q4 : バッグの底が湿っています。どうしたらいいですか? 

A : 分解時多少の熱が発生します。分解が活発に進んでいると、発生する熱によりバッグの底が湿る場合があります。

投入量が多い場合は、少し浮かしてすのこやメッシュの台に乗せるなどの対策をお勧めします。また、投入物の水分量過多で底が湿る場合があります。その場合は天日干しや、生ごみの水分をしっかり切るなどして水分量の調整をしてください。

Q5 : 臭いについて、対策と対応策は?

A : 動物性の生ごみは分解時にアンモニア臭を出す事があります。

分解が進めば臭いは出なくなります。気になるようでしたら、動物性の生ごみの投入量を調整してください。生ごみ投入の際、しっかり土をかぶせられているか確認してください。

多くの場合、しっかり土をかき回し、空気を入れる事で解消できます。水分が過多になると分解が進まず、腐敗臭が出る事があります。生ごみはしっかり水気を切って投入してください。

基材②は分解を促進させる力があります。多めに入れて分解を進める事で臭いを押さえられます。

また、コーヒーのカスには天然の消臭効果があります。コーヒーを飲まれる方はコーヒーかすを水分を切って投入することで臭い防止になります。

それでも、臭いが気になる場合は、EMの投入で解消できます。 

EMのご購入はこちらから。

Q6 : 虫発生について、対策と対応策は?

A : コバエやアリ : 臭いにつられて寄ってくることがあります。バッグのジップをしっかり閉めて侵入を防いでください。臭い対策する事で解消できます。

それでも、虫が気になる場合は、BEAVERIAの投入で解消できます。

BEAVERIAのご購入はこちらから。

Q7 : 農薬を使った野菜のゴミなどは入れないほうがいいですか?

A : 問題ありません。出来上がる堆肥にも大きな影響はありません。それでも気になる方は、バナナや輸入果物などの皮を捨てる際は洗って、出来る限り農薬を落とし投入してください。